日常

まさか再びユニバに来る日が来るなんて 2020/10/18

嫁の誕生日。

今までは形のあるものをプレゼントしてきたけど、

今回は2人の思い出として、誕生日を祝いたい。

 

付き合ってからずっと、

ディズニーランドとかユニバとか、

テーマパークに行きたいって嫁は言っていた。

その度に僕は、何かと理由をつけて断っていた。

テーマパークは楽しくないという認識で生きてきた人間だ。

 

中学の頃、ほとんど友達がいない中で行ったユニバへの遠足。

一応グループ行動だったので1人ではなかったが、

案の定、一緒に話せる友達がいなくて、楽しくなかった記憶しかなかった。

 

あれから10数年。あの退屈だった地に、

今度は嫁と一緒に降り立った。

自分が楽しいとかじゃなくて、嫁が喜んでくれたらそれでいいと思った。

 

しかし、アトラクションに乗ると、

そこには嫁以上に夢中になって楽しんでいる自分がいた。

ハリポタ、ジョーズ、スパイダーマン。

途中から2人でスヌーピーの耳をつけて、

大嫌いだったミニオンのスイーツを美味しく食べた。

 

自分の中で今までの退屈な記憶が崩れ去って、

新しい楽しい記憶に塗り替えられていく。

行列に並ぶのを何より嫌う僕が、

期間限定のドラえもんアトラクションの3時間待ちの行列に並んでいた。

嫁となら3時間も待てる気がした。

 

僕が僕じゃないような気がした。

自分でも信じられなかった。

テーマパークってこんなに楽しいんだ。

というか、一緒に来る人で180度変わるんだ。

 

ありがとう。嫁の誕生日だったけど、

僕も相当楽しんだのだった。

今度はいつか2人でディズニーに行こう。

僕は今回、テーマパークに前向きになったのだった。

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