休日の神戸、三宮で起こってしまった悲劇。
三宮の市バスが、三宮駅前の人通りの多い交差点に赤信号を無視して侵入し、
歩行者8人をはねて死傷させた痛ましい事故。
若い2人の命が奪われた。
事故発生時、たまたま三宮でポケGOを楽しんでいた僕は、
無数のパトカー、救急車のサイレンを聞いた。
そして事故現場の方にカメラを向ける群衆の存在に、
何か重大な事件が起こったのだと確信した。
事故現場付近では警察が交通規制をしており、
現場はブルーシートで覆われていく。
休日の繁華街は騒然となって人々はその足を止める。
いつも通り流れていた時間が、
突然止まったままの過去に凍りついていく。
神戸.三宮
事故現場は、僕ももしかしたらその時間に通っている可能性だってあった。
他人事じゃない。
そういうことを考えたら、いつどこで命が失われるかわからない。
常にそういうギリギリで生きていることを忘れてはならない。
そういうことを僕に教えてくれた出来事。