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プレイバック ヒマジン 2017/4/29

お苗場 vol.20 以来の東京。

夢の先プロジェクトという企画で、お苗場受賞者に招集がかかる。

ニコンD750 というカメラと24-85のレンズが貸し出され、

それぞれが8月くらいまでに5枚写真をまとめて展示する。

その中から1人が選ばれ、なんと雑誌での連載の権利と、

D750が贈呈されるという熱い企画。

 

こういうセミナーみたいな時問は学生以来だった。

写真について語ることは、本当に難しい。

 

そして何より大阪から東京へ夜行バスで行くと、朝6時に着くのでひますぎる。

カラオケもあいていないし、やよい軒のメニューも大阪より50円くらい高い。

 

でもこの冷たい街も、

嫌いなわけじゃない。

東京、紺屋町児童遊園

 

写真家とか写真評論家の話を聞くセミナーは楽しかったけれど、

自分で色々考えたり、誰かの写真を読み解いたりするのは実に苦手だった。

そもそも難しい写真は苦手だ。

したがって写真新世紀も僕には難解だ。

正解なんて分からないのに、他の人は想像力豊かだなと思った。

写真のことを読み取り、想像する能力は写真家には必須なのかもしれない。

僕はつくづく、そういうプロにはなれないと思った。

なんとも後味の悪い感じで、帰阪したのを覚えている。

 

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