リュックやらボディバッグやらが重すぎて、しんどすぎて、
一体何時間歩き続けたのかも覚えていなくて、
自分の体で本当に山下りられるのか、
何回不安に押しつぶされそうになったことか。
夜は孤独でしょうがないくらい辛かった。
途中で何度も引き返したくなった。
でも、一度会っておきたかったあなたの元へ、
会いに行くと決めたから。
そう、人との出会いが全てってわけじゃない。
これも、大事な出会いの1つ。
霧の中に浮かぶあなたは、
美しかった。
屋久島.縄文杉
遠くからしか拝めなかったが、
それはそれは神々しく、静かに、厳かにずっしりとそびえ立っていた。
目の当たりにすると、まあ、言葉が出なかった。