今まで、はっきりとした理由を深く考えたりもせず、
見出さないまま撮ってきた「箱入り息子」でも、
今まで僕が通ってきた道は、
鮮明な記憶と共に写真に描かれていた。
写真という事実を見ると、いくら記憶力がなくても、
そのときの感情、記憶、空気が蘇る。
僕がこれから通る道も、
ペン&ダンボールで鮮やかな記憶という色を描いていこう。
僕のうしろに道はできる。
京都.向日市
僕の前に道はない。
あれから、僕の辿って来た道は
全てに意味があったと思っている。
僕の記憶は、今もずっと
鮮やかな色彩で彩られている。