明日を目指すために、
まずは砂丘を抜け出そうと思ったけれど、
結構奥まで入って来てしまっていて
すでにヘトヘト。
慣れないところへは行くものではない。
砂は歩きにくく、体力を奪う。止むを得ず、砂丘で一夜明かして
明るくなってから帰ることにした。
しかし夜の砂丘は海からの風も強く、
とんでもなく寒い。ダンボールの正しい使い方をもってしても、
とても耐えられない。どうしよう、
明日はすぐそこまで迫っていた。鳥取.砂丘
周りに砂しかない恐怖。
風を遮るものが何もないというのは、
じわじわ怖さが増してくる。
この恐怖は地味に辛い。
砂丘を訪れる時は気をつけよう。