入院から10日。
血液検査でやっと肝臓の数値がほぼ正常に。
待ちに待った退院許可が出た。
音速で荷物をまとめ、光速で帰宅。
悲願の帰宅。
こんなにも自宅が恋しかったのは屋久島登山以来だろう。
結局、病名は「伝染性単核球症」ということだった。
EBウイルスというウイルスによって引き起こされる病気で
幼い頃に感染しても風邪のような軽い症状しかでないが
大人になってから感染すると痛い目を見る病気だそう。
ほとんどの人は幼い頃に感染して耐性を持っているようだ。
多くの人が持っているウイルスらしく、 感染ルートは口移しとか、キスとか。
なので別名「キス病」とも呼ばれているらしい。
なんか恥ずかしい病だった。
大阪.豊中市
いまだに謎だ。
この時はもう妻と付き合って1年半くらい経っている。
妻から感染ではないと思うが、
もちろん他の人と口移しとかキスなんてしていない。
どこで感染したのか...
思い返してみれば、お医者さんは病名を断定はしなかった。
最後まで伝染性単核球症の疑いと言っていたのは、
僕に気を使ってのことなのだろうか。
僕が浮気して感染した可能性が高くなるから断定しなかったのか?
そう考えると、ありがたいような気がする。
いやいや、そもそも浮気はしてない。