時々、自分の立ち位置が分からなくなる。
冷たい壁に囲まれた、この迷路のような街をさまよう。
ふと、視界が急に明るくなって顔を上げると、
ビルの隙間から僕を照らす一筋の光。
ああ、どうか僕を導いてくれないか。
そう思ったのも束の間、
光は厚い雲に覆われて空への道を閉ざしてしまった。
僕が進む道は示してくれやしない。
今、僕がここにいて確かに生きていること。
それはたくさんの人の支えがあって成り立った奇跡。
その奇跡に感謝して、僕はまた、自分の道を探し求める。
大阪.本町
人の数だけ人生がある。
それぞれオンリーワンな人生だ。
誰かと全く同じ人生なんて無いだろう。
その生き方、
あなたにしかできないし、
この生き方、
僕にしかできない。
何があっても最後は笑っていられる人生でありたい。