この前、久々にショッピングに西宮まで出かけた。
妻と2人でショッピングモールに行くなんて、
本当に何ヶ月ぶりだろうか。
休日ではあったが、やはりコロナの影響か、
人出はあまり多くはなかった。
コロナが流行って、
マスクが品薄になって、皆がマスクを探し求めた頃、
外出する人はマスクが義務みたいになっていった。
マスクって顔の半分以上隠すことになるし、
これじゃあきっと街ゆく人は皆、同じ顔になると思った。
ところが今や、マスクは予防とともに、ファッションの一部になっている。
最初は皆、柄など気にしなかったものの、
マスクの供給が追いついてくると、
今度はマスクにファッション性を求め始めた。
不思議なことに、没個性ではなく、
むしろそれまでもが個性になったのであった。
コロナの記憶。